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即効性を発揮した自己ヒーリング

  三日ほど前の事でした。

 

 ふとしたきっかけから友人が所有するバイクを運転する事になり、実に私は10数年ぶりにバイクのハンドルを握りました。

 私は20代の頃に中型自動二輪(今でいう「普通自動二輪」)の免許を取得しており、その当時はよく日常の足として、250ccのオフロードバイク等に乗っていたものですが、結婚して子供が生まれ家族単位で動く事が多くなってくると、どうしても輸送能力が低く荒天にも弱いバイクは「単なる贅沢品」となってしまい、結果タダ同然で中古販売店に買い取られ、その愛車を手放した時点をもって私の「バイク乗り」としての日々も幕を閉じていたのでした。

 

 エンジンを掛けてギアを落とし、親指で操作するウィンカーを点灯させてみると、記憶の片隅に追いやられていた懐かしい感覚が蘇りました。

 しばらく走行させてみてだいぶ勘を取り戻して少し気を抜いた時でした。私はハーフパンツ姿で肌が露出していた右足のふくらはぎ付近に、加熱したマフラーを接触させて火傷してしまいました。

 

 友人を心配させまいと私は何とか痛みを堪えて何事も無かったように振る舞ったので、友人が私の火傷に気づく事はありませんでしたが、ヒリヒリと痛む右足が気になって仕方がありません。

 右足を気に掛ける素振りを見せると友人に気づかれるので、私は火傷した部位には一切目もくれない状態のまま、自己ヒーリングで火傷した右のふくらはぎをケアすることにしました。

 

 実際に火傷にエネルギーを循環させたのは、時間にして30秒程度だったと思います。

 

 普段私はどうも自己ヒーリングだけは苦手で、なかなか他人に対して行うようには効果を発揮させられないのですが、今回は自分でも信じられない位すぐに効果が現れ、集中的なエネルギー操作など殆どやっていなかったにも関わらず、いつの間にか全く痛みを感じなくなっていました。

 

 

 今回の火傷の件で思い出したのですが、私が自分をヒーリング能力の保持者であると最初に気づいたのは、15、6年ほど前の事でした。

 

 仕事中にスチームで火傷した同僚の腕に何となく、その頃常に自分の体内を循環していた「静電気のようなもの」を作用させてみれば何らかの効果があるかも知れないと思い、冗談半分で同僚の承諾を得て手をかざしてみたところ、たちまち火傷の痛みが嘘のように消えてしまったのです。

 

 当時私がいたその職場はそういった分野の話に柔軟な人が多く、その「不思議な話」は瞬く間に同僚の間に広まり、怪我や慢性的な疾患に対しても効果が得られないものかと相談を持ち掛けてくる人が増え、当初の「ヒーラーとしての私」が誕生したのでした。

 

 

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