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台風一過

 

 台風21号は本日午前9時頃温帯低気圧に変わり、日本列島においては雨・風ともに既にピークを過ぎているとのことです。

 今回の台風がこのところ地震・水害と深刻な災害続きだった近畿地方にまたしても、大きな被害をもたらす結果となりました。


 もう5年以上前の事ですが、会社員時代に私は仕事上の都合で関西地方で4年間ほど暮らした経験があります。
 私にとって、大阪を中心とした兵庫・京都・和歌山・奈良などは、とても懐かしく思い入れのある土地なのですが、その思い出の土地がこのところ、実に短期間の間に立て続けに不幸な災害に見舞われている現状にはとても胸が痛みます・・

 

 関西での思い出の話になりますが、出張で大阪の自宅から京都へ向かう電車(阪急線)の窓から「巨大な板チョコ」を模った建物を見て驚いた事がありました。
 その建物が建っていた地域は大阪の高槻市だったため、「もしや」と思ってスマート・フォンで調べてみると、そこはやはり、シンガーソングライターの『槇原敬之氏』の唄:「No.1」の歌詞に出て来る「チョコレート工場」であり、その大発見の嬉しさで仕事を前に緊張していた気持ちがでとても楽になった思い出の記憶があります。

 

 また、その当時の同僚には槇原敬之氏と同じ高槻市出身の人も居たのですが、彼は実家のある高槻市で帰省中の槇原氏と会った事があるらしく、地元民同士の感覚で普通に挨拶して世間話をしたのだそうです。

 

 私は彼からこの話を聞いたとき「これが土地柄なんだなぁ」と感心しました。
 関東に長く住んでいた私の先入観の部分もあるとは思いますが、私が関西で過ごした期間の中で出会った現地の人々は、みな陽気でストレートで、そして何より「純粋で真っすぐな人」が多かったと思っています。
 慣れない土地での日常と対峙して行く中で、私はそんな多くの仲間たちの「真っすぐさ」から 自分自身の姿勢 を学び、「やさしさ」から 男気を貫くこと の尊さを学びました。

 

 私にとって関西での4年間は、厳しくも楽しく本当に充実した最高の日々でした。(^_^)

 

 

 現地には今でも親交のある友人・知人が多く暮らしているので、落ち着いたら連絡を取ってみようと思っています。

 

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