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2018.9.10(MON)今日の空

 

  現在の私の職業ははヒーラーですが、元々その能力は先天的なもので、私は「過去に気功をやっていた」とか、「有名な〇〇氏の元で修行した経験がある」とかいう、一般的なヒーラーにありがちな経歴とは全く違う経緯でヒーラーとなりました。

 

 「TAIRA流」は、私自身の先天的な能力の研究と自己鍛錬、そしてボランティア時代からの「自宅療養研究所」として獲得してきた実践データの集大成の元に確立されています。
 そして、脱サラしてヒーラーとして身を立てて行く事を決意をした私にとって、この事業は自分と妻子(+チロル)がこの先も生きていくために絶対に捨てられない、かけがえのない収入源となっています。

 

 こんな話をしてしまうと、いかにも余裕の無い「TAIRA流」が現実以上に頼りなく思え、今後ご利用をご検討されているご依頼者様にマイナスの印象を与えてしまう事も懸念されますが、私は敢えてこの話を皆さんに聞いて頂く事で、改めて「自宅療養研究所」が皆さんにとって有益かつ安心できる事業者である事を再認識して頂く事を企図しています。

 

 ご依頼者様の中には、ご相談の初期に私の事を「先生」と呼んでくださる方もいっらしゃいます。
 当然私は同じ高さの視点で接して頂くようお願いして、ご依頼者様と対等な立場でその後の調整を進めて行く訳ですが、そう少なくない確率で新規のご依頼者様が「上目遣いの態度」でコンタクトを取って来られる理由は、この「ヒーリング」という世間一般的ではない療養手段には「神の領域を連想させる先入観」があるためではないかと推察しています。

 

 これは私の持論ですが、もし仮にヒーラーにご依頼者様から頂く以上の恩恵を還元する能力があるのだとすれば、またヒーラーが無報酬で人のために働き続けても経済的に困らないというのなら、ヒーラーも多少は「エラそうであっても構わない」と思っています。


 しかし現実は(少なくとも「自宅療養研究所」には)、到底それが出来ません・・
 なぜならば、基本的に普通の人間である私は、仙人のように山に住んで霞を食べて過ごすような人間離れした生き方など、まず出来るはずがなく、世間一般の他の職業の方々と同様に、ご依頼者様との「ギブ・アンド・テイク」の関係によってしか生計を維持して行く事が出来ないからです。
 
 私を含んだ殆どのヒーラーは、神でもなければ魔法使いでもありません。
 ご依頼者様のお役に立った見返りの報酬で生計を立てて行く必要がある以上、プロとして同業者との競争を制してお客様を獲得し、尚且つお客様のお支払い額に見合った成果を出し続ける事でしか、事業サイクルを維持して行く事ができません。

 

 つまり、『自宅療養研究所』代表としての私が自分の活動について、宗教やオカルト的要素を完全に排除し、「補完・代替医療施術家」という職種で開業届まで提出して臨んでいる最大の理由が、「他の職種と同じ『お客様のお役に立つ事で報酬を得る』まっとうな事業者です。」というメッセージを世間のみなさんに正しく受け止めていただくためなのです。

 

 私の持論以前の常識ですが、私たちの住む世界には、「不可能を可能にできる魔法」など存在しません。
 ただ、確かにヒーラーは一見魔法のような力でもって近代医学の力で治せない傷病を治してしまう事もあり、そういった一例の存在こそが、私たちの社会にとって「補完・代替医療」を「合法」とする事の意義であると言えます。
 しかしその背景にある現実は、単にヒーリングを成立させる「人間の潜在能力によって得られる成果」の根拠が、近代医学(西洋医学)を構成する「臨床医学」の研究成果にまだまだ遠く及ばない域に存在しているためであって、この本来「人間が持つ可能性によって実現し得る成果」は決して「魔法」などではなく、まして「非科学」などとは誰にも言えないはずの「人が持つ力の成果」なのです。

 

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「2018年9月分」をご覧ください。