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ヒーラー稼業とお金の話

 

 HPの自己紹介やブログ記事等ではご紹介済みですが、私は事業者としての「自宅療養研究所」を立ち上げる以前は、ごく普通の会社員でした。

 

 それは私が、自分自身が先天的に持つ「ヒーリング能力」を生かし、「自分だけの力で生涯の仕事を手に入れたい」と企図するようになったのが始まりでした。
 そして、数年間の準備期間を経て、28年間もの被雇用生活に終止符を打って開業へ踏み切ったのが、現在の「自宅療養研究所」でした。
 
 前職時代の私にとって、転職の可否を判断する絶対的な基準は、自分が立ち上げようとする事業での年収が、現在と同等以上であるかどうかということでした。
 妻子を含む4人家族の長である私は、自分の夢だけのために、思い付きで無計画な転職をする訳には行かなかったためです。

 

 実際に転職へ踏み切る事となった私が、「目標年収」を基準に考案した自宅療養研究所の運用形態は、下記のイメージを元に作成して行きました。 

 


【『自宅療養研究所』の年間収入見積 】

 

 収益見積(1日) : 3,200円/1人 × 10名 = 32,000円 (A)
 就労日数(1年) :5日/週 × 4週/月 × 12月/年 - 12日(その他の休養日) = 228日 (B)
 (A)×(B) =  32,000円 × 228日 = 7,296,000円 


(補足事項)
 ①「商品」が、自らの「先天的能力の活用」という概念で完結するため、仕入れ・使用許可等の費用が不要。
 ②施術は1回の定員を「※5名」として、計画的に実施すれば1日2回で済むので、その他の空き時間を事務等へ当てられる。
 ③施術以外の事務・広報に至るまでの業務も全て自分一人で行うため「人件費」が不要。
 ④実際の営業は無料HPサービス(JIMDO)を窓口として、自宅での顧客対応のみで完結するため、「店舗の維持費」も不要。
 ⑤上記の結論から「年間収入見積」に掲げる自宅療養研究所としての収益は、私(平)自身の「年収」にそのまま置き換えることができる。

 

 ※2018.11.1現在をもって当所は「一斉ヒーリング」の類を廃止しています。(参考:「施術方針の改善について」)

 


 本日現在の現状として、残念ながら現在の「自宅療養研究所」の運営は、「見積通りの集客」が到底出来ておらず、そのために私はそれを補うため、ほとんど毎日徹夜の副業(新聞配達員のアルバイト)に励み赤字を凌いでいるような状況です。

 

 私は、自分自身が決して「能力の不十分なヒーラー」であるとは思いません。(参考:「天使からのアドバイス」)
 また事業の「顔」である自宅療養研究所のホームページが、そういった私の経営理念や提供するサービス(施術)について説明不十分であるとも思いません。
 私は自宅療養研究所のホームページを「事業以外の無料コンテンツ」まで充実させることで、広く世間のみなさんに存在を知っていただく事にも多大な労力を注いで来ました。


 では、なぜ「自宅療養研究所」は、私(平苑郭)の思惑通りの経営が出来ずに廃業寸前の状況にまで追い込まれているのでしょうか?

 

 私はその主な原因を以下のように分析しています。

 

 ① 「焼畑農業的」な営業を常套手段とする同業者の暗躍
 ② ①のために「ヒーラー業」全体が世間の信頼を失っている現状
 ③ 「補完・代替医療」自体を快く思わない医療関係業者による圧力